ぎっくり腰は何日で治る?
回復までの目安と正しい過ごし方
はじめに
「ぎっくり腰って何日くらいで治るの?」
「仕事はいつから普通にできる?」
ぎっくり腰(急性腰痛症)になると、
先の見えない不安を感じる方が多いと思います。
実際の回復期間は症状の重さや対処の仕方によって差がありますが、
ある程度の目安は存在します。
今回は、ぎっくり腰の回復までの期間と、回復を早めるポイントについて解説します。
ぎっくり腰の回復期間の目安
発症〜2日目(急性期)
この時期は、痛みのピークを迎えることが多いです。
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動くと強い痛みが出る
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立ち上がりや寝返りがつらい
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じっとしていても違和感がある
無理に動かさず、安静を最優先にしましょう。
この時期の無理は回復を遅らせます。
3〜5日目(痛みが落ち着き始める時期)
少しずつ痛みが和らぎ、
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歩けるようになる
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日常動作ができるようになる
と感じる方が増えてきます。
ただし、
「動ける=治った」ではありません。
無理をすると再び痛みが強くなることがあります。
1週間〜2週間(回復期)
日常生活はほぼ問題なく送れるようになりますが、
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前かがみ
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重い物を持つ動作
では違和感が残ることがあります。
この時期にしっかりケアできるかどうかが、
再発するかどうかの分かれ目になります。
2〜4週間(安定期)
多くの方が「ほぼ気にならない」状態になります。
ただし、
体の使い方や筋肉の硬さを放置すると、
数か月後に再発するケースも少なくありません。
回復期間に差が出る理由
ぎっくり腰の回復スピードは、次の要因で変わります。
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発症直後の対処が正しかったか
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無理をせず回復期を過ごせたか
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体の歪みや筋肉の硬さが残っていないか
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再発予防のケアを行ったか
特に、「痛みが引いたから何もしない」ケースは、
回復が長引いたり、再発につながりやすくなります。
ぎっくり腰を早く治すためのポイント
1. 急性期は無理をしない
痛みが強い時期は、
「動かした方がいい」「伸ばせば治る」
といった自己判断は禁物です。
安静・冷却を基本に、回復を待ちましょう。
2. 痛みが落ち着いたら正しく動く
痛みが和らいできたら、
少しずつ日常動作を再開することが大切です。
完全に動かさない状態が続くと、
回復が遅れることもあります。
3. 早めに専門家に相談する
「もう少し様子を見よう」と我慢している間に、
筋肉の硬さや体の歪みが固定されてしまうことがあります。
整体で体のバランスを整えることで、
回復をスムーズにし、再発予防につなげることができます。
整体に行くタイミングの目安
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発症直後で全く動けない → 無理せず安静
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少し動けるようになってきた → 相談・来院がおすすめ
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1週間以上痛みや違和感が続く → 早めにケア
整体では、状態に合わせて
炎症を悪化させない施術を行います。
こんな場合は医療機関を受診しましょう
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痛みが日ごとに強くなる
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足のしびれや力が入りにくい
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発熱を伴う
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2週間以上ほとんど改善が見られない
これらの症状がある場合は、
整形外科などの医療機関を優先してください。
まとめ
ぎっくり腰の回復期間は、
数日〜数週間が一般的な目安です。
ただし、
「痛みが引いた=完治」ではありません。
正しい対処とケアを行うことで、
回復を早め、再発を防ぐことができます。
整体院では、ぎっくり腰の回復段階に合わせた施術とアドバイスを行っています。
不安な症状がある方は、お気軽にご相談ください。

























































